ADDの人のための情報館

昨今かなり知名度が向上した大人のADHD。その中でも本ブログではADDについてまとめていきたいと思います。

ブログ開始にあたって

ブログ開始にあたって

本ブログを始めたきっかけは、これを書いている私自身がADDであること。また、ADHDは主に子供の症状であり、大人のADHDと呼ばれる症状は、成長とともに多動が収まったADDが多い事があるが、あまりADDに特化したブログなどが無かったことがあり、まだ、精神科で未診断の方の手助けになればと思い書き始めました。

私は医師ではありませんので、医学的研究に基づいた記事ではありません。100%確実な情報を求める場合は、必ず医師に診断を仰いでください。

しかし、いきなり精神科を受診するのは、正直かなりハードルが高いと思います。しかも、専門医といえど、大人のADHDやADDを専門で研究なさってたADHDの専門医と言うのは非常に少ないのが現状です。

ADHDと言う言葉が一般化するにつれ、思ったように仕事が出来ないなどで、自分はもしやADHDなのではないか?と疑ってる方は多いと思います。そもそも、検索などで当ブログにたどり着いた方は、間違いなくそういったキーワードが気になっている方かと思います。

そういう方が、精神科を受診される前に、本ブログで自分の事を考えてみて、病院を受診される決心。もしくは、「実は違うみたい」と安心して頂く切っ掛けとなればと思います。

また、実際に治療に使う治療薬「ストラテラ」「コンサータ」は副作用の強い薬です。副作用などは医師から十分な説明があるかとは思いますが、お医者様自身は実際には飲んでません。

だから、患者自身の体験談が重要になってきます。こちらの実体験なども、ご紹介していきたいと思います。

そもそもADDとは?

AD/HDと言う言葉が近年有名になってきました。
AD/HDもしくは単にADHDとは「attention deficit hyperactivity disorder」を略したものです。日本語では注意欠陥・多動性障害となります。このADHDの内、注意欠陥つまり不注意がメインの症状となっているものをADDと言います。

初めから多動性のないタイプもADDと言いますが、最近話題となっている「大人のADHD」と呼ばれるADHDはADDである事が多いです。

これは、元々はADHDだったものの、「電車の中で動き回ってはいけない」や「会社では椅子に座って仕事をこなさなければならない」と言った、社会常識を学習した上で、無理やり理性で本能を押さえつけた結果の症状と言えます。

ADHDは脳障害ではありますが、こういった理性が高度に発達している分、実はIQ的には非常に高い人もいます。IQが高い場合は何か社会が生き辛いなと思っても、頑張れば何とかできてしまうため発見が遅れます。私自身IQが高いかどうかは別としても、初めて精神科を受診したのは30歳の時です。

理性で無理やり押さえつけてると言う事は、常時ストレスが発生します。勿論、疲れます。ADHDの症状の人は生まれながらにその苦労をしているので、本人は疲れてるとは思ってないかもしれないですが、健常者は遥かにラクに生きています。

その疲れと、元々の集中しにくい脳の構造のダブルパンチで、事務作業等がミス連発だったり、お昼ごはんを食べただけで強烈に眠くなったり、興味のない会議中に眠すぎて意識を失ったりすると言った症状が出て、会社では「ダメな奴」としてのレッテルが張られます。

こういった状態を近年一般的には「大人のADHD」と言い、正確には多動が無いので「ADD」と言います。

ADDの見分け方など後日記載してリンクをまとめたいと思います。